【初心者向け】株式/暗号資産(仮想通貨)テクニカル分析【チャート】#1

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チャートの価格推移はどうやって見るの?

チャートを見ても…買い時や売り時がよくわからない…

今回からは、実際に株式や暗号資産(仮想通貨)を取引する際に行う「テクニカル分析」の記事になります。テクニカル分析とは、チャートから過去の値動きを分析し将来の値動きを予測する方法です。

チャートやテクニカル分析にまったく触れたことが無い、投資初心者の方向けにポイントをシンプルに説明していきます。

今回は基本となる「チャート」についての紹介です。

目次

チャートとは?

チャートとは「過去の価格の動きを記したグラフ」です。下が時間軸、右(左)が価格帯の軸になってます。過去の価格推移を基に将来の値動きを予測して、売買タイミングを計るために活用します。

上記の赤色か青色で描かれている線をローソク足と呼びます。一定時間の価格の値動きを1本のローソクの形で表してます。

ローソク足チャートは日本発祥のチャートです。相場の強弱がわかりやすく、日本だけでなく海外の投資家の方にも広く使われております。

他にもバーチャートやラインチャートといったチャートもありますが、投資書籍やネットでの投資情報もポピュラーなローソク足チャートによる分析が多く、初心者の方はローソク足チャートで分析を始めた方がいいでしょう。

ローソク足とは?

ローソク足は価格動向を視覚的に表現するために作成されたチャートです。1本のローソク足は、特定の時間枠(例:1日、1週間)内での価格変動を表します。各ローソク足は4つの主要な価格ポイントで構成されています。

線には陽線陰線の2種類の線があり、それぞれ特定の時間枠での価格上昇・下落の意味があります。

上記ローソク足の場合、赤色の始値101円・終値111円は陽線、青色の111円・終値101円は陰線のローソク足として作成されます。

始値

時間枠の最初に取引された価格。

高値

時間枠内での最高価格。

安値

時間枠内での最低価格。

終値

時間枠の最後に取引された価格。

ローソク足は、これらの4本値を使用して生成され、それぞれの足は短い縦線(”ヒゲ”と呼ばれる)と、その間の範囲を示す太い線(”胴体”と呼ばれる)で構成されています。

ちなみに、上記チャートでは陽線は赤色、陰線は青色になってますが、実際は証券会社ごとのツールや国によっても初期設定の色が違います。

陽線

始値より終値が高い場合、価格が上昇したことを示します。上部のヒゲは高値を、下部のヒゲは安値を示します。

陰線

始値より終値が低い場合、価格が下落したことを示します。上部のヒゲは高値を、下部のヒゲは安値を示します。

ローソク足チャートは1本の足だけでなく、連続する前後の足を合わせて見ることが大事です。複数の足を組み合わせて、市場の方向性や転換点を予測しトレンド(相場の方向性)やパターンを分析します。

また、日足、週足、月足、年足など、異なる時間枠でのローソク足チャートが存在し、選択される時間枠によって異なる情報が提供されます。

異なる時間枠を用いた分析方法については、別な記事で改めて紹介します。


次回は「ローソク足パターンについて」の記事を紹介します。

言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします (-。-)y-゜゜゜

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