結局、暗号資産(仮想通貨)の取引を始めるにはどうすればいいの?
興味はあるけど、難しい言葉が多くてよくわからない
前回は、「暗号資産(仮想通貨)取引所・販売所」について、ご紹介しました。
今回は、暗号資産(仮想通貨)の取引を行う際に発生するスプレッドについて、ポイントを初心者の方向けにシンプルに説明します。
暗号資産(仮想通貨)のスプレッドとは?
暗号資産(仮想通貨)取引所におけるスプレッドとは、暗号資産(仮想通貨)を取引する際の売値と買値の価格差のことになります。
文章だけ読んでも、さっぱりですよね💦
こちらは、取引所・販売所を運営しているGMOコイン
スプレッドの計算方法
スプレッドは売値と買値の価格差なので、
3,701,914-3,521,333=180,581
つまり、180,581円がスプレッドの価格となります。この場合、ビットコインを3,701,914円(購入価格)で購入し、すぐに売却した場合、3,521,333(売却価格)円が売却金額になります。
スプレッドは販売所への実質的なコスト、手数料のようなものになってます。取引手数料無料の販売所もありますが、スプレッドは販売所に支払うことになります。
厳密に言うと取引所にもスプレッドはありますが、微々たるものなので、取引所はスプレッドが無いという説明が一般的です。
取引所の取引手数料
取引所は、取引をする場合に取引手数料が掛かります。
(2023年6月現在 Coincheckはビットコイン等、銘柄によっては取引手数料無料。BITPOINTは取引手数料無料です。)
取引所によって違いますが、手数料は取引額の0.01%~0.3%くらいです。例えば0.3%だとしても、上記の購入金額で販売所のスプレッドと比較すると
3,701,914×0.003=11105.742
支払うコスト・手数料が約16倍くらい違います。銘柄や取引量によりますが、該当する取引なら、取引所で取引した方がコストが安いです。
例として説明に使用しただけで、実際のGMOコインの取引手数料のパーセンテージ等は違います。
また、取引手数料について確認をした際に、「Maker○○%」「Taker○○%」という記載が出てきます。
Maker/Takerとは
今、取引板に存在しない価格で買い注文や売り注文を出す人
今、取引板に存在する価格で買い注文や売り注文を出す人
上記の取引版の状況だと3,599,997円が、「この価格でビットコイン売ります」という人の最安値の価格です。
例えば、3,599,997円や売数量に出ている価格でBTCを購入した場合はTakerになります。
買数量に出ているように、「売数量の最安値3,599,997円より安い金額なら買います」と自分で価格を提示した場合はMakerになります。
色々覚えることもあり、敷居が高そうですが💦
今は、Tポイントやメルカリのポイント、楽天ポイントでビットコインを購入できるので、そういった方法で、まずは始めてみるのもいいかもしれないですね。
次回も引き続き、「【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)取引の始め方」の内容の記事となります。
言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします (-。-)y-゜゜゜